

胃カメラ
胃カメラ検査について

胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)は、内視鏡を口から(経口)または鼻から(経鼻)挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。炎症、潰瘍、ポリープ、がんなどの診断に用います。
必要に応じて検査時に小さな組織を採取する(生検検査)ことで、がんやピロリ菌感染の有無を詳しく調べます。
当院では、検査中の苦痛軽減のために、ご希望の方には鎮静剤(麻酔)を使った検査を行っています。落ち着いた状態で受けていただけますので、「検査の痛みが不安」「検査が怖い」という方はご相談ください。
また、池田市では先駆けて胃カメラでのAIによる最新の診断支援システムを導入し、患者様により安心して検査を受けて頂けるようにしております(2025年3月記載時点)。
こんな症状でお悩みの方は、ご相談ください
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お腹の調子が悪い
(腹痛、嘔気・嘔吐がある、食欲がないなど) -
便が黒い
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体重が減ってきた
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胸やけ
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ピロリ菌が陽性といわれたことがある
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血縁親族に胃がんや食道がんの方がいる
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飲酒量が多い(飲酒で顔が赤くなる)
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タバコを吸う
検査の流れ
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1検査前
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糖尿病薬や血液サラサラの薬を使用中の患者様は事前に相談してください
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2検査の前日
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前日の夕食は、21時頃までには済ませてください。
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消化の良いもの(うどん・おかゆ・パンなど)にし、お酒は控えてください。
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その後は絶食です。脱水予防のために、夜間の水分補給は可能です。
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3当日(来院まで)
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朝から絶食です。
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来院までに500cc~1000cc程度のお水かお茶を飲んでください。
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薬を服用中の方は、医師の指示に従ってください。
- 糖尿病のお薬(内服およびインスリン)は中止してください(低血糖になるため)
- 検査中に鎮静剤を希望の方は、眠気が遷延することもあるため自動車・バイク・自転車での来院は危険ですので控えてください。
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4当日(検査)
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1胃カメラを挿入する部位に麻酔をします。
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2鎮静剤を希望される方は、鎮静剤を投与します。
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3胃カメラ施行。必要に応じて生検(組織を採取)やピロリ菌検査(組織を採取)を施行します。
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5当日(検査後)
検査後は結果を説明します。
鎮痛剤を使用された方は、1時間程度お休みいただきます。
生検をした場合は後日、結果をまとめてお伝えいたします。
費用
3割負担の方でおよそ5,000~15,000円程度です。
(検査内容、投薬により異なります。)