

便秘・下痢の悩み / 肛門の悩み
便秘・下痢の悩み
便秘・下痢について

排便に関しては、昔から健康のバロメータと言われるほど「快適な排便」は、われわれにとって非常に重要といえます。しかしながら、食物繊維摂取量の低下やストレス社会環境、運動量低下、高齢化社会などが原因で、排便異常を訴える患者数は増加傾向です。
また今まで高齢者になるにつれて増加傾向であった排便異常ですが、最近では10代や20代の若年層の患者も少なくなく、すべての世代にとって「快適な排便」は重要といえる時代になっています。
便秘や下痢、便失禁など排便に関するお悩みは、なかなか相談する事をためらってしまいがちで、なかには「体質」とあきらめている患者様もおられます。
排便異常をきたす原因は、さまざまな要因が複雑に絡み合っている事も多く、コレ!という特効薬があるわけではないのが現状ですが、個々の患者様の状態や病態を判断し、サポートさせて頂きたいと考えています。
排便異常を体質とあきらめず、どうぞお気軽に専門医に御相談ください。
肛門の悩み
肛門外科について

肛門疾患(おしりの悩み)は日本人の3人に1人といわれるほど多く、「痔(ぢ)」という病名を知らない人はいないくらいではないでしょうか。
しかし、その知名度とはうらはらに、「はずかしい」や「治療が怖い」などの理由で、医療機関に相談しにくいという一面もある疾患です。
そこで、生きていくなかで避けては通れない肛門疾患(おしりの悩み)に関して、当院ではプライバシーに配慮し、相談しやすい雰囲気や環境作りを心掛けております。
代表的な肛門疾患は、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)ですが、実はそれ以外にも、肛門周囲膿瘍(膿が溜まって痛い)や肛門ポリープ、ウォシュレット症候群(肛門周囲の皮膚トラブル)、直腸脱(直腸全体がとび出る)など非常に多くの肛門疾患が存在し、適切な診断と処置・治療が必要となります。特に、肛門周囲膿瘍など緊急性を要する疾患のこともあるため、ご自身で「痔(ぢ)」と決めつけず、専門医にお気軽に御相談ください。
また、治療は内科的加療(保存的加療)や外科的加療があり、必ず痛みを伴う治療ばかりではありません。個々の患者様の状態や御希望に沿った治療を提案させていただきます。
少しでも、おしりの悩みをお持ちの方は、お気軽に御相談ください。