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肛門周囲腫瘍肛門周囲腫瘍

肛門周囲腫瘍

原因

肛門周囲腫瘍

何らかの理由で肛門周囲に細菌が侵入し膿瘍(膿の溜まり)を形成してしまった状態です。時には発熱を来す事もあり、非常に痛くて座れないこともあります。
放置していると、感染の範囲が広がり壊死性筋膜炎(フルニエ症候群)になってしまう可能性もあり、診断時は緊急で切開・排膿ドレナージ術が必要です。 糖尿病患者や透析患者、長期間ステロイド投与中の患者など免疫状態の低い人は特に注意が必要となりますので、早めに相談することが非常に重要です。

治療

診断した際には緊急で切開・排膿ドレナージ術を行います。
当院では、砕石位(肛門および肛門周囲が診察しやすい体位)での診察・処置が可能な機器があり、必要十分な治療が可能となっております。もちろん局所麻酔および鎮静(静脈麻酔)も可能であり、可能な限り苦痛のない治療を心がけております。
また、肛門周囲膿瘍の原因として痔瘻の場合もあり、追加で加療が必要になる場合もあります。

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